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Banksy(バンクシー)作品の意味と解説 「Laugh Now」

バンクシー作品を象徴するモチーフと言えばおサル... もしくは、チンパンジーだろう。ここで紹介する「Laugh Now」そのおさるの中でも人気TOP5に入る。

「Laugh Now」の元になったのは、2002年イギリス南部の港町「ブライトン」のナイトクラブ「The Ocean Rooms nightclub」にコミッション作品として依頼された下の画像の作品だ。

ちなみにこちらは、2017年にアムステルダムの「Moco Museuem」で展示されていた時のもの。

Ten Monkeys

Banksy, Ten Monkeys

サイズは縦107cm x 横604cmと横に長い。上の画像で見て頂いてもわかると思うが、人が前にたってもこの長さは圧巻だった。

ダーウィンの進化論をもじった作品「Ten Monkeys」には合計10匹の盲目のおサルが立っている。

その内の6匹が「Laugh Now, but one day We’ll be in Charge」今は笑うがいいさ、しかし、いつか俺たちが取り仕切る時がくるさ... というステンシルされたボードを首からぶらさげている。そして、残りの4匹がぶらさげているボードには何も書かれていない。

やはり、あえて余白を残したところにバンクシーが作品の鑑賞者に考えてほしかったところがあるのだろう。

このボードはなぜ余白なのか... そして、どんなメッセージが書かれるはずだったのか....何を予言しているのか? また、不吉な未来はまだ変えられる...ということなのだろうか... 部屋中に拡がる作品を楽しむ時間は最高のものだ。

この情報過多の時代に、一瞬で作品を理解でき、内容を吟味できる... シンプルだけど深みのある作品は情報過多の現代にぴったりだ。

2003年発売、シルクスクリーン版「Laugh Now」

「Laugh Now」は2003年ロンドンでゲリラ的に開催された伝説のエキシビション「Turf War」で展示。そして、2003年に、POWこと「Pictures on Walls」からエディション作品として発売された。

*POWとは2003年にバンクシーを中心に設立されたギャラリーのこと。

この「Laugh Now」はサイン入りが限定150枚。エディション番号のみ(Unsigned)が限定600枚。そして、合計750枚が発売された。

「Ten Monkeys」のメッセージを書いたボードをぶら下げている1匹のおサルさんを切り取り1枚の作品にしたのが、こちらの「Laugh Now」になっている。

下の動画が、これまで訪れた世界中のバンクシー展で展示されていたさまざまなおサルの作品を収めたYoutube動画だ。2分なので、文章よりは、動画が良いという方にはオススメ。

バンクシーって誰?展で展示されたLaugh Now

「Laugh Now」に描かれたおサル(チンパンジー?)が付けたサンドイッチボードに書かれている言葉は「Laugh Now, but one day we'll be in charge」となっている。そして、日本語に訳すと、「今は笑うがいいさ。しかし、いつか俺たちが管理する時が来るから」と、陰謀論的な意味深なメッセージになっている。

この言葉が実は未来に起こることの暗示なのか?それとも、ただの思い付きなのか。

バンクシーの意見を代弁するおサル。バンクシーを象徴するおサルの作品。これから、どんな新しいおサルの作品誕生するのか楽しみだ。そして、また新しい「Laugh Now」が誕生すれば、こちらのページで紹介する。

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