2021年 バンクシー作品の価格予想!2021年以降 Banksy作品はどうなるのか?
2020年はBanksy(バンクシー)の作品を購入したいと思う人にとって大きな一年になった。 なぜ、2020年が大きな一年だったのか?そして、2021年以降、バンクシー作品はどうなっていくのか? 2020年に起こった出来事を振り返りながら、2021年を予想していこう。 コロナ禍でもどんどん新作を発表 2020年の1〜2月頃から世界中でコロナが広がり始め、マスク着用がニューノーマル・普通になり、世界中の生活様式や考え方がこれまでと180度変わった。 バンクシーはどんな政治的なニュースや事件でも自分の作品と絡 ...
バンクシー展「天才か反逆者か」大阪をプロ目線でレビューしてみた
2020年10月9日、バンクシー展「天才か反逆者か」が大阪の南港ATCギャラリーにやって来たので初日、朝一で出かけてみた。横浜開催から約半年。 ちなみに僕自身、2016年にアムステルダムで開催されたバンクシー非公認のエキシビション、The Art of Banksyも観てきている。それと比べれば、日本の主催者もよく頑張っているとは思うが、展示された作品リストは見劣りした感が残る。だが、これはあくまで一個人の感想だ。 2021年8月21日から東京で始まる「バンクシーって誰?展」は、このThe Art of ...
バンクシー(Banksy)作品の公式COAはこの2つだけって知ってた?
バンクシー(Banksy)のシルクスクリーン作品を入手するときは ペストコントロール(Pest Control)が発行した COA付属が絶対条件だ 2008年にバンクシー自らが設立した、バンクシーのシルクスクリーン作品に関する唯一の認証機関がペストコントロールだ。そして、作品が本物であることを証明する証明書 COA(Cerfiticate of Authenticity)が発行されるシルクスクリーン作品を購入する必要がある。 COAについてさらに知りたい方は過去に書いたこちらの記事を読んでいただきたい。→ ...
バンクシーベツレヘムの病院に寄付した作品が約3億円で落札。高額落札額ランキングベスト2にランクイン(2020年8月時点)
2020年7月2日、Banksy(バンクシー)のおサルを描いた作品「Monkey Poison」が約2.14億円で落札され、歴代高額落札額ランキングの2位にランクインしたことをこのブログで紹介した。 こちらがその記事→バンクシー おサルの作品”MONKEY POISON”が 高額落札作品 ベスト5にランクイン! 上の記事の中で、 今のバンクシー人気の勢いを考えると、これからもバンクシー作品の高額落札額ランキングはどんどん塗り替えられて行きそうだ。 と予想したが、それから1ヶ月も経たない7月28日に現実にな ...
バンクシー おサルの作品"Monkey Poison"が 高額落札作品 ベスト5にランクイン!
2020年7月2日、老舗オークションハウス「フィリップス・ニューヨーク」でイブニング・オークションが開催された。 そこで、2004年に製作されたBanksy(バンクシー)のオリジナルキャンバス作品「Monkey Poison」が出品。 2018年頃までは、バンクシーのオリジナル作品がオークションに出品されても、落札額は数千万円程度で、1億円(100万ドル)を越える事はほとんどなかった。 しかし、今回のオークションでは、、、 およそ2億1400万円(=200万ドル)、史上3番目の最高額で落札(2020年8月 ...
バンクシー海に投棄された奴隷商人「エドワード・コルストン」銅像の平和的な解決策を提示!
2020年5月末、米国人男性が白人警官に膝で首を押さえつけられ死亡した事件を受け、全米のみならず、世界中で人種差別の抗議デモが拡がっている。 6月6日、バンクシーはその抗議運動を支持する新作を自身の公式インスタグラムに投稿した。実際の作品について書いた記事はこちら→バンクシー黒人差別への抗議デモを支持、最新作で米国の闇を暴く? この記事の最後でも書いたように、6月7日、バンクシーの故郷でもある英西部の港街ブリストルで人種差別に対する抗議デモが大々的に行われた。 奴隷商人エドワード・コルストンの像が破壊、投 ...
バンクシー黒人差別への抗議デモを支持、最新作で米国の闇を暴く?
2020年5月25日のアメリカ・ミネアポリス、 「息ができない」と悲鳴をあげていたが、白人警察官「デレック・チョーヴィン」に膝で首を9分近く押さえつけられた黒人男性「ジョージ・フロイド」が死亡する事件がおきた。 その一部始終を収めた動画がソーシャルメディアで拡散されたことで、全米のみならず、イギリスやフランス、大阪にまで黒人差別への抗議デモが拡がり、一部の都市では暴動や略奪行為にまで発展している。 この一連の事件を受けて、Banksy (バンクシー)は6月6日、自身の公式インスタグラムに最新作を投稿した。 ...
Banksy(バンクシー)の大型エキシビション(展覧会)が遂に日本でも開催!(2020年6月26日更新)
これまで日本でもバンクシーのエキシビション(展覧会)が開催されたことは何度かあったが、エキシビションと呼ぶには、規模的にちょっと物足りなかったかも知れない。 しかし、オリンピックイヤーでもある2020年(コロナの影響で1年延期されてしまったが)、日本で初めて大規模なバンクシー・エキシビションが開催されることになった。 個人的には「2019年1月の小池都知事のツイートで日本中で話題になったバンクシーのネズミがこの大規模エキシビションを日本で開催する後押しになったのではないか」と考えている..... さて、2 ...
2020年 Banksy(バンクシー)作品 の価格予想。今後バンクシー作品の価格はどうなるのか?
今から数十年経って過去を振り返った時、2019年はBanksy(バンクシー)のアーティストとしての歴史を語る上でとても重要な年になる可能性は高い。 なぜ、2019年がバンクシーにとって重要な年なのか、バンクシーが2019年に披露したパフォーマンスや事件を振り返りながら、「2020年以降バンクシー作品の価格がどうなっていくか」考察して行きたい。 小池都知事とバンクシーの(?)「アンブレラ・ラット」 2019年1月、世界的に見ると影響は少なかったかも知れないが、小池都知事が都内にあった(バンクシーの?)ネズミ ...
バンクシー2019年を締め括る作品はキリスト生誕を描いたベツレヘムへのクリスマスプレゼント!
クリスマス直前の12月22日、Banksy(バンクシー)はキリスト生誕のシーンを独自の切り口で描いた最新作「Scar of Bethlehem(ベツレヘムの傷跡)」を公式インスタグラムで公開した。 バンクシーが今回アップした最新投稿! https://www.instagram.com/p/B6VOhqjnDBy/ コメント欄には作品タイトルと端的な作品詳細が書かれている。 Scar of Bethlehem. A modified nativity set for the @walledoffhotel ...
BANKSY (バンクシー) 2019年のクリスマスはバーミンガムへ!神のご加護がありますように。
ここ数年、クリスマス・シーズンに入ると、Banksy(バンクシー)はクリスマスらしい作品をイギリスのどこかに残すのが恒例になってきている。 去年も12月に、イギリス最大の製鉄所があるウェールズの工業団地 ポート・タルボットに作品を残していた。覚えていらっしゃるだろうか? こちらで確認できます → BANKSY(バンクシー)、環境問題を抱えるポートタルボットに暮らす人たちへのクリスマスプレゼント! そんな中、昨日の12月9日、バンクシーは自身のインスタへ動画を投稿した。 この投稿をInstagramで見る ...
バンクシーがヴェネチアに残した作品が水没?
2019年5月11日から水の都「ヴェネチア」で国際的な現代アートの祭典「ヴェネチア・ビエンナーレ」が開催された。またもやバンクシー がゲリラ的に放ったパフォーマンスが思い起こされるが… 知らないという方はこちらの記事をチェック!→ バンクシーがヴェネチア・ビエンナーレでパフォーマンス! もちろん、無許可で! 2019年11月、ヴェネチアが過去50年間で最悪の高潮に見舞われ、水没の危機にさらされていることが日本でも大きなニュースになっていた。 そんな中、2019年12月5日バンクシーは自身の公式インスタグラ ...